2013.01.



 2013年早々に嬉しいニュースが2つ。
旭がパジャマのボタンを留められるようになったことと、恐らく0から9までの数字を覚えたであろうという話。

 ボタンはお正月に海響館へ行きペンギン大編隊とアクアシアターのアトラクションを見た日。
「巌流島」のショーでお姉さんに「武蔵がどこにいるか知ってる人」と尋ねられ、旭が大勢の観客の中で突然「はーい、あっち」と関門海峡を指さし、お膝に乗せていたパパがあっけにとられちょっと恥ずかしい思いをしたのでよく覚えている。
その夜、箱根駅伝で優勝した日体大のニュースを見ながら着替えを手伝ってると「あっくん自分でするの」と言い出した。
パジャマのボタンは赤、青、黄色に色別されサイズも大きい。
旭はボタンと留める側を持ち「こっちからあっち」と言いながら、たどたどしくも一個一個留めていった。
全部で5つ。
どれほど時間を費やしたか覚えていない。
が、全部できた。
満面のガッツポーズ。
良くできましたと頭をなでてやると「もう一回する」と言い何度も何度も繰り返してしてみせた。
「よっぽど嬉しかったんだろうね」
「この子は手先が器用」などと子供の成長ぶりに目を細め、へへへ、一連の親バカぶりを堪能させて頂きました。ハイ。

 もう一つの数字を覚えたニュースは、どうも怪しい。
クリスマスに電話のおもちゃをもらったことがそもそものお話。
ある番号をプッシュすると犬やペンギン、お化けや宇宙人などのキャラクターが現れ、クイズや歌や自分の声が録音できたりする代物で、始めのうちは電話の音に興味を示し、「8はダルマさん」「3はお耳」とか言ってるうちに次第に覚えていったようだ。
寝っ転がっていたママがむっくと起き上がるや
「パパ大変!旭、数字全部覚えとるよ」と言った。
確かに言われた番号を押す。
「えっ!こんなに早く覚えるもんなん!?」
「ちょっとすごいやん」ってどーなん、そーなん、あーなん、こーなん、なんなんづくしの方言のオンパレード。
けど、同じ年頃でできる子はたくさんいますよね?
だのに普段他の子と遊ぶ機会が少ない我が家は情報不足もありこんな有頂天家族をやってしまうのです。ハイ。何のことはない。
旭の数字覚えも別のおもちゃに変えてみると正しかったり、ちぐはぐな数字を示したりして、イヤ、私たちの勇み足でした。

 でも、分かってくれますよねこの気持ち!
昇より



















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