2014.05.



 ゴールデンウィークに親戚と一緒に長府才川の潮干狩りへ行きました。
干潮の時刻が15時30分頃なのに午前中から意気揚々と出掛け、着いた先で知らされたおマヌケな私たちは、潮が引くまで近くの乃木浜総合公園で時間を潰して遊ぶことにしました。
日射しも強いので丘の上に日よけのピンクのテントを張ると、親戚の子供たち三兄弟と旭はそこらじゅうを走り始めました。
追いかけたりじゃれあったり、カードを見せあったりと遊びも色々。
面倒見の良いお兄ちゃんたちに囲まれて旭も嬉しそうにはしゃいでいます。
お昼になりテントに入って昼食。
スーパーで買った手巻き寿司や瓦そばやおにぎりをほおばりながら隣のサッカー場で行われている試合を観戦。
青色と緑色のチームが対戦中。
「お父さんお母さんの応援がすごいね。」
「最近は男の子と女の子が一緒のチームで戦うんやね。」
と、サッカーのコーチを務め子供たちをスクールに通わせている親戚のお父さんに事情を聴きながら、旭も興味があれば習わせてもいいかなと思い彼を見やると、
「変な虫がおる!」と言ってテントの中を逃げ回ってました。
逃げ足は折り紙つきですね。

 いよいよ潮干狩りへ。
入場料はなくアサリが取れた分だけ支払うシステム。
バケツとスコップを持って長靴を履き、鯉のぼりがたなびく岸から300メートル程の沖合まで歩くと、たくさんの人で賑わっていました。
みんな腰をかがめて夢中になって貝掘りをしています。
この高揚した空気感に圧倒されてはならないと、私たちも金脈目指して掘り始めました。
が、これが中々 見つからない。
手にするのは中身がないものや食べられない貝ばかり。
沖に向かい何度も場所を変えながらひたすら掘っていると見つけました!
宝のありかを!
出てくる出てくる!
ここほれわんわん!
泥遊びに夢中だった旭も喜んでお手伝い。
親戚一家に「とれたよ」と大声で何度も報告に走ってました。
たくさん取れてよかったね。

 砂抜きをしたアサリは翌日我が家の食卓に。
貝掘り楽しかったねと旭にきくと「うん」とつぶやき、ほおばった貝の殻をボールに放り込みました。

 カランと弾む音が心地よかったです。
昇より

















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