もりへぞろぞろ


村田喜代子(作)
近藤薫美子(画)

偕成社
¥1260



芥川賞作家の村田喜代子の初めての絵本。
これまで様々な形で死と生について書いてきた作家は、
自然の中で生き、癒され、育まれる生き物について絵本にする。
また近藤薫美子も今までの独特な生き物の描き方から心象世界を描くことに挑戦。
ひん死のイノシシや病気の者を連れて森の奥深くに入っていく動物たち。
癒しとは、単に体の傷がなおるだけではなく、
降るような惜しみない喜びがあってこそ、と思える。





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