ひろしまの満月

ひろしまの満月

主人公は誰も住んでいない家の庭の隅にある池に戦時中から住んでいるかめです。新しい家族が引っ越してきて、かえでちゃんという女の子の声に遠い昔の出来事を思い出します。昭和20年、かめは「まめ」と名付けられ、その家に住んでいた、まつこちゃんとお兄ちゃんのみのるくん、お母さんと家族のように暮らしていたのです。戦争の記憶をまめはかえでちゃんに話し始めました。