ユンボのいる朝
麦野圭 作 大野八生 絵
文溪堂
¥1300
小学5年生の幹は誰にも言えない秘密を抱えています。
消しゴムの万引き。クラスの菊池くんに強いられての事だけど、この事を誰にも話せない。
実はお父さんは仕事に疲れて家に閉じこもり状態。
明るく振る舞うお母さんの気持ちを考えると、とても言えない。
そんな時、向かいの取り壊し中のビルの屋上に大きなかっこいいユンボを見つけます。
運転している博己さんに悩みを打ち明けると・・・。
子どもが自分の心の葛藤を口に出す事・・・それは本当に難しい。少しずつ大人になって・・・。