オポッサムは ないてません

オポッサムは ないてません

いつもにこにこしているごきげんなオポッサムが木にのぼり長いしっぽをまきつけて木からぶらさがり、やっぱりにこにこしていました。とにかくこの森でいちばんごきげんで幸せな動物なのに・・・ある日4人の人間がそれを下から見ました。「かなしそう!」ひとりが言いました。この本はよーく絵を見ないとおもしろくありません。にこにこ顔を逆さまから見たら?口角は上がっているのではなく下がって見え、目は悲しそうに垂れ・・・。なかなか深い話です。『ぼくはくまですよ』も同時出版。