何度か書いてきましたが、間もなく四年生になる長女あーちゃんは本の虫。「読んでないと落ち着かない」と、立派な活字中毒に育っています。子ども向け文庫の存在に気付いてからは、ますます読むスピードと読書量がアップ。『四つ子ぐらし』と『怪盗レッド』のシリーズがお気に入りです。また、私も夫も好きで家にたくさんあるため、漫画もどんどん読むようになってきました。
ここで悩ましいのが選書のこと。あーちゃんが自分で選ぶ本に制限はかけたくないのですが、私たちの持っている漫画には青年誌連載で小学生には内容のそぐわないもの、古い作品で考え方や表現が現代とは合っていないものも多くあります。
暴力シーンについては冒険や戦いを描いた作品には必要不可欠なところもあるので、ある程度のものは許容していますし、あまりに過激な作品はあーちゃん自ら怖がって避けることができているのであまり心配していません。今一番気になっているのは性描写です。
あーちゃんぷんぷんには小さいうちからプライベートパーツについて教えてきたし、小学生になってからはお父さんと一緒のお風呂もやめました。十分とは言えないかもしれませんが、自分と相手を守るための性教育にはそれなりに気を配ってきたつもりです。
それがうっかり「これは青年誌連載だったけどギャグ四コマだし良いかな」と渡した漫画に、キャラクターの大きな胸を揶揄する描写が出てきたことがありました。私がこの漫画を読んでいたのはもう20 年近く前。当時は何も考えず読んでいましたが、近年SNS で色んな考え方を見たり性教育について学んだりするうちに、この描写を嫌だと感じて良かったんだと知ることが出来ました。
特にここ10 年くらいで色々な考え方が大きくアップデートされてきたのを感じています。新しいことをどんどん吸収して感性を育てているあーちゃんを、前時代的な考え、特に性搾取がコメディ的に描かれているシーンにわざわざ触れさせたくないのが本音です。
とは言え私の本棚に入っているのは「このシーンさえ無かったら…」と悔しい気持ちになるほど大好きな作品ばかり。好きな作品でも苦手と思う描写があって良いこと。現実では好ましくない描写にどう向き合うか。自分の気持ちも大切にしながら作品を選んで楽しんでいくために、まずは親子で勉強ですね。私も考え方をきちんとアップデートしていけるようがんばります。
今月のお気に入り

『だいじ だいじ どーこだ? はじめての「からだ」と「性」のえほん』(遠見才希子作/川原瑞丸絵/大泉書店)
性教育の始まりとして二人が幼稚園の頃から読んでいる絵本。
あーちゃんにはそろそろ次の段階の本が必要かな……
と考えています。
いまむらかな
