エッセイを読む

2026年02月

コノロケ日記

シールブーム、すごいですね。昨年の夏頃にはじわじわ交換トラブルのウワサを聞くようになり、ママ友と戦々恐々としていたイマドキ小学生のシール事情。親としてはトラブルにならないように見える範囲でだけやって〜!!と祈るような気持ちでした。でも、あーちゃんがこっそり公園にシールを持って行って6 年生のお姉さんたちの交換会に混ぜてもらったり、いつの間にかぷんぷんの筆箱に入っていた見慣れないシールがお友達からもらったものだったり、小学生は止められませんね。

我が家は、あーちゃんがシール交換をするようになって、あわててシール帳を作りました。あーちゃんを交換に入れてくれて、どう見ても特別な大きくてぷっくりしたシールをくれた優しいお姉さんたちに、あーちゃんの乱雑にシールをまとめたポーチをのぞきこませるのはあまりに申し訳ない!というかなり対外的な理由でした。

最近ではみんなシール帳を持っていることは当たり前で「何冊もってる?」が定番の質問なんだとか。お友達と遊ぶときは必ず持って行って、にこにこと交換したシールを見せてくれます。シール帳は小学生にとってすっかり人気のコミュニケーションツールなんですね。

幸い、今のところは大きなトラブルも無い様子。ぷっくりシールと交換してもらうときは2枚シールをあげる。大事なシールはシール帳の1 ページにまとめて交換はしない。子どもたちなりのルールがあるようです。

また、人気のシールはほとんどお店に並ばない分、手作りぷっくりシールもトレンド。あーちゃんぷんぷんも作ってみたがっていたので、今年のお友達へのバレンタインに、シール作りに挑戦しました。キャラクターのイラストの上から透明のシーリングスタンプを押したもの。ホイップクリーム状ののりをぽってり絞って飾り付けたもの。作り方をSNS でチェックして、材料は100 円ショップで買い揃えて……あーちゃんぷんぷんも楽しんでいたけれど、私自身もついつい夢中になってしまいました。

私が小学生の頃はシールよりプロフィール帳の方がブームでしたが、高校生の頃にはみんな凝って装飾したプリクラ帳を作っていた世代でもあるので、シール帳ブームはかなり気持ちがわかってしまうんですよね。ついついゆるみそうになるお財布の紐を、特別でもないのにぷっくりシールは買ってあげられない!と決死の覚悟で締め直すこの頃です。

今月のお気に入り

『シマエナガのちるとぴるる』(もとしたいづみ文/きくちちき絵/ほるぷ出版)

小学生女子たちに人気のシマエナガ。感情豊かな絵がとってもかわいい一冊です。
春夏秋冬の物語を通して生態も知ることが出来ました。

いまむらかな

いまむらかな プロフィール

大学時代に村中李衣先生のゼミで学び、在学中から 3年間、こどもの広場のスタッフとして過ごす。
2016年9月に長女あーちゃん、2018年12月に次女ぷんぷんが誕生。2児の母として奮闘中。

毎月のエッセイは
ひろば通信に掲載されています

ひろば通信には新刊の情報やこころがほっこりするエッセイが盛り沢山!