エッセイを読む

2024年12月

コノロケ日記

ぷんぷんが6歳になりました。ひとつひとつ順を追ってこなしていきたい几帳面な性格が目立つようになり、ズボラな私とは大違い。姉のあーちゃんも私によく似た大ざっぱな性格なので、ぷんぷんの丁寧さには驚かされるばかりです。

あーちゃんと頭ゴッツンしたあと「あー!」と泣きながらティッシュを取りに行き「あー!」と泣きながらあーちゃんにもティッシュを渡し「あー!」とまだまだ泣きながら涙を拭いたティッシュを少し離れたゴミ箱に捨てに行ったのを見たときは、号泣中もブレない丁寧な動作に思わず笑ってしましました。

幼稚園でもしっかりもののお姉さんとして年下の子たちのお世話も頑張っているよう。特によく名前を聞くのは「ペア」という年少さんのサポートをする係の相手であるAちゃん。昨年秋に満3歳で入園してきて以来、ぷんぷんにお姉さんの意識を芽生えさせてくれた子です。ぷんぷんはAちゃんのことが可愛くてたまらない様子。一緒にお弁当を食べたり、荷物を運ぶのを手伝ったり、お世話エピソードをたくさん聞かせてくれます。

思い返せばぷんぷんは年少さんの間ほぼずっと登園しぶりをしていました。泣き叫ぶぷんぷんを抱き上げてバスに乗せる毎日。幼稚園に着いてからも涙が止まらず、あーちゃんのクラスに行かせてもらうこともあったようです。そんなぷんぷんが、登園しぶりはしてもクラスで元気に過ごせるようになったのは、ペアのお姉さんたちのおかげでした。泣いてばかりできっと特別手がかかったのであろうぷんぷんにはペアが二人もいて、代わる代わるお世話してくれていたそう。「ぺやのOちゃんとYちゃん」の名前を聞くようになった頃から、あーちゃんのクラスに行く日も減ったようで安堵したことを覚えています。

泣いてばかりだったぷんぷんが、あんなに大きく頼もしく感じていたお姉さんたちのように立派な年長さんになれたなんて、嬉しくもなんだか不思議な気分。

とはいえ「よーちえんでがんばったから、いえではあかちゃんなの」まだまだ甘えたちゃんでもいてくれる、ぷんぷんです。

今月のお気に入り

『ぎょうれつのできるはちみつやさん』(ふくざわゆみこ作・絵/教育画劇)

ぷんぷんが興味を惹かれる絵本はずっと変わらずかわいい絵とおいしいもの。この「ぎょうれつのできる」シリーズはまさにぷんぷんの好みにぴったり。一緒に読んだり、一人で細かな絵を隅々までじっくり見たり、繰り返し楽しんでいます。

いまむらかな

いまむらかな プロフィール

大学時代に村中李衣先生のゼミで学び、在学中から 3年間、こどもの広場のスタッフとして過ごす。
2016年9月に長女あーちゃん、2018年12月に次女ぷんぷんが誕生。2児の母として奮闘中。

毎月のエッセイは
ひろば通信に掲載されています

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