皆さんはカレンダーに予定を書きこんでいますか?365 日、毎日のように眺め、予定を確認し、今日も一日が終わった!と次の日を考える。昔は「暦」と呼ばれ今では「カレンダー」と呼んでいますが、これは太陽の動きをもとにして作られているのです。
暦の時代は、月をもとにして日々を送っていました。
そして私は未だに暦人間かもしれません。朝に夕に空を見上げ、東の空が明るくなってあっという間に関門海峡に光が差し込んだり、夕方西の空全部がオレンジ色で覆われどんどん暗くなっていくのを見ると、自然と共に時間が移っていくのを感じられます。
でも、今や日本の自然の変化は12枚のカレンダーでは表せないものになっています。
さらに近頃は地球温暖化の影響で様々な変化も起きています。いまだに冬用のコートがさほど活躍せず、暖房もほどほどで良くなりました。そういえば学校でも秋の校服がいつまでも夏仕様でも平気になり、山の紅葉も普通なら秋の風景だったのに、冬になった今でも赤い葉が落ちずに見られます。
日本の春夏秋冬の四季の風情は早晩なくなるのかもしれません。
子ども時代、お正月には母の実家に行き従兄弟たちと、火鉢の側に座っているおじいちゃんが焼いてくれたお餅を食べ、飲んで酔っ払っている大人たちの食べ物をつまみ食いしたり、当時流行っていたジェスチャーをして大人に当てさせたり、部屋中に広げたカルタを大人も子どももなく取り合ったり、楽しい時間でした。でも、今思えば、暖房といえば、炭を入れた火鉢だけ。現代よりもっと寒かったはずですが、厚着をしていたのか寒いという記憶は無いのです。
便利になり、次々と新しい装置が出来て、人間の耐性はどんどん劣化。一枚厚着、ではなく暖房の設定温度を上げる。
でも枯れ木のようになっていた街路樹のトウカエデの枝にチョッピリ小さな芽を発見!毎年冬の寒さを乗り切って新しい命を育み続ける植物や生き物達の生命力から、内在する生きる力をもらって、私たちの新しい年が豊かになりますように!
横山眞佐子
